報道発表

TICADプロセス・モニタリング合同委員会について

平成21年2月9日

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  1. 2月9日(月曜日)、外務省において、TICADプロセス・モニタリング合同委員会が開催されました。本委員会は、秋元義孝外務省アフリカ審議官が議長を務め、関係省庁・政府機関、TICAD共催者(国連、UNDP、世銀)、AU委員会、国際機関、在京アフリカ外交団、ドナー諸国等が参加しました。また、開会セッションには、御法川信英外務大臣政務官が出席し、本委員会の目的等につきスピーチを行いました。
  2. 本委員会では、TICADⅣで表明された対アフリカ支援策の進捗状況を掲載した「年次進捗報告書」につき、活発な意見交換が実施されました。3月20、21日には、ボツワナにてTICAD閣僚級フォローアップ会合が開催される予定であり、本委員会では、「年次進捗報告書」が、閣僚レベルの議論の基本資料となることを踏まえ、取りまとめ作業を加速することで一致しました。
  3. また、本委員会では、同閣僚級会合において、4月の第二回金融・世界経済サミットに向けてのアフリカの声をとりまとめることの重要性につき一致するとともに、閣僚級会合の成功に向け、有意義な意見交換が行われました。

(参考)TICADⅣフォローアップ

  1. 2008年5月に横浜にて開催されたTICADⅣでは、各国による支援策を「横浜行動計画」として取りまとめ、その進捗状況を定期的に報告し、それを閣僚レベルで検討・評価し、新たな提言を行う「TICADフォローアップ・メカニズム」を設置。
  2. TICADフォローアップ事務局(アフリカ審議官組織)は、定期的な進捗状況の取りまとめを実施。2月9日に「モニタリング合同委員会」を、3月21、22日に「閣僚級会合」をボツワナにて開催し、それぞれ事務レベル、閣僚レベルで進捗状況を議論。在京アフリカ大使グループ(ADC:African Diplomatic Corps)と外務省の間で定期的に意見交換の場も設けられている。
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