報道発表

TICADプロセス・モニタリング合同委員会の開催について

平成21年2月4日

TICAD IV

  1. 2月9日(月曜日)、外務省において、TICADプロセス・モニタリング合同委員会が開催されます。本委員会は、秋元義孝外務省アフリカ審議官が議長を務め、関係省庁・政府機関、TICAD共催者(国連、UNDP、世銀)、AU委員会、国際機関、在京アフリカ外交団、ドナー諸国等が参加します。また、開会セッションには、御法川信英外務大臣政務官が出席する予定です。
  2. モニタリング合同委員会は、昨年開催された第四回アフリカ開発会議(TICADⅣ)で設置された「TICADフォローアップ・メカニズム」の下、(1)TICADⅣで表明された対アフリカ支援策の進捗状況を「年次進捗報告書」の形で取りまとめ、(2)3月のTICAD閣僚級フォローアップ会合(於:ボツワナ)の準備を行うことを目的としています。
  3. TICAD閣僚級フォローアップ会合では、この「年次進捗報告書」に基づき、各種支援策の進捗状況を閣僚レベルで検討・評価し、新たな提言を行う予定です。また、先般のダボス会議において麻生総理より述べたとおり、4月の第二回金融・世界経済サミットに向け、アフリカの声をとりまとめます。モニタリング合同委員会では、こうした点を踏まえ、閣僚級会合の成功に向けた意見交換も行われる予定です。

(参考) TICADⅣフォローアップ

  1. 2008年5月に横浜にて開催されたTICADⅣでは、各国による支援策を「横浜行動計画」として取りまとめ、その進捗状況を定期的に報告し、それを閣僚レベルで検討・評価し、新たな提言を行う「TICADフォローアップ・メカニズム」を設置。
  2. TICADフォローアップ事務局(アフリカ審議官組織)において進捗状況を定期的に取りまとめている。2月9日に「モニタリング合同委員会」を、3月21、22日に「閣僚級会合」をボツワナにて開催し、それぞれ事務レベル、閣僚レベルで進捗状況を議論する予定。在京アフリカ大使グループ(ADC:African Diplomatic Corps)と外務省の間で定期的に意見交換の場も設けられている。
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