報道発表

グレナダ国に対する水産無償資金協力「ゴーブ伝統的漁業地域基盤改善計画」に関する交換公文署名式

平成21年12月24日
  1. 本22日(火曜日)(現地時間同日)、グレナダ国の首都セントジョージズにおいて、我が方岩田達明駐グレナダ国大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方ピーター・デービッド外務大臣(Mr. Peter David, Minister for Foreign Affairs)との間で11億7,000万円を限度とする水産無償資金協力「ゴーブ伝統的漁業地域基盤改善計画」に関する交換公文署名式が行われました。
  2. グレナダ国は、水産資源の持続的利用について我が国と共通の利害を有しており、水産関係の国際会議の場において我が国と立場を同じくする等、我が国と良好な二国間関係にあります。
  3. 本件計画は、水産業を主要産業の一つとするグレナダ国の西岸海域沖合における漁業の監視や緊急時の対応能力の向上を目的として、水揚桟橋、魚市場等の漁業施設、漁船の安全操業のためのアンテナ建設等の陸上施設の整備を行うために必要な資金を供与するものです。
    桟橋の整備により、これまで困難かつ危険であった水揚作業が安全で効率的となり、ゴーブ地区の水産物水揚量が増大すること、及び魚市場における製氷能力の向上により、多くの鮮魚が衛生的に取引されることで、地元漁民の収入向上が見込まれます。

(参考) グレナダ国は、カリブ海南端に位置する、面積約345平方キロメートル、人口約11万人(2007年)の島嶼国。

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