報道発表

核不拡散・核軍縮に関する国際委員会:川口・エバンズ両共同議長とNGOとの意見交換会の開催

平成21年12月14日
  1. 12月15日(火曜日)、外務省において核不拡散・核軍縮に関する国際委員会の川口・エバンズ両共同議長とNGOとの意見交換会が開催されます。会議には、同委員会の共同議長である川口順子元外務大臣とギャレス・エバンズ(The Hon. Gareth Evans AO)元豪外務大臣、NGO側参加者約20名が出席します。
  2. 同委員会は、昨年7月の日豪首脳会談での合意に基づき設立されたもので、2010年NPT運用検討会議の成功に貢献すること等を目的として、具体的な提言等を含む報告書を提示するために会合を重ねてきており、12月15日(火曜日)に報告書が鳩山由紀夫総理及びラッド豪首相へ提出される予定です。
  3. 今回の意見交換会は、同委員会の報告書の提出を受けて開催されるもので、報告書に関し、活発かつ率直な意見交換が行われることが期待されます。

(参考)
本委員会は、昨年7月の福田総理(当時)とラッド豪首相の間の合意に基づき、日豪共同イニシアティブとして設立し、共同議長として川口順子元外務大臣とギャレス・エバンズ元豪外相が任命された。また、本年9月には、鳩山総理とラッド豪首相の間で、本委員会の活動を支援することにつき意見が一致したもの。本委員会は核軍縮、核不拡散及び原子力の平和的利用を取り扱い、2010年5月に開催されるNPT運用検討会議に向け具体的な提言を行うべく議論を重ねてきた。今般、12月15日の日豪首脳会談の機会に、その成果物である報告書を川口・エバンズ共同議長より、鳩山総理及びラッド豪首相に提出する予定。
これまで、本委員会は、第1回会合を08年10月にシドニーで、第2回会合を09年2月にワシントンDCで、第3回会合を同年6月にモスクワで、第4回会合を10月に広島で開催した。その他、中南米(5月初頭、サンティアゴ)、北東アジア(5月下旬、北京)、中東(9月、カイロ)、南アジア(10月、デリー)の各地域で地域会合を開催した。

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