報道発表

岡田外務大臣と王家瑞・中国共産党中央対外連絡部長の会談

平成21年11月10日

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  1. 本10日午前10時10分から約20分間、岡田外務大臣は、訪日中の王家瑞・中国共産党中央対外連絡部長との間で会談を行いました。
  2. 岡田大臣から、王部長の訪日を歓迎するとともに、新政権発足後、日中間ではニューヨーク、北京において首脳会談を行い、前向きな方向性を出すことができた旨述べるとともに、東シナ海資源開発問題といった具体的な問題については、互いの努力で乗り越えられる問題であると思うので、共に協力して解決に向けて取り組んでいきたい旨述べました。王部長からは、一ヶ月といった短期間の間に岡田大臣と再会できうれしい、中国側としても、具体的な懸案については、日中間の事務レベルでしっかり意思疎通し、適切に対処していくことが重要と考える、日本の新政権の下、「戦略的互恵関係」の基礎の上で関係を更に前進させていくことを期待している旨述べました。
  3. また、岡田大臣からは、北朝鮮が11月3日に使用済み核燃料の再処理を完了した旨の声明を出したことにも触れつつ、今後、六者会合の場で核問題をしっかり話し合えるようにすることが大事である旨指摘しました。
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