
ギナンジャール・インドネシア日本友好協会会長の岡田外務大臣表敬
平成21年10月31日
- 岡田外務大臣は、31日(土曜日)18時から約25分間、外務省において、ギナンジャール・インドネシア日本友好協会会長の表敬を受けました。
- 岡田大臣より、先般のインドネシア訪問に触れつつ、「ASEANのリーダーとしてインドネシアがより積極的な役割を発揮することを期待する。インドネシアは今回の経済危機を乗り切り、政治的にも民主主義が成熟し安定感がある。ジャカルタを訪問した時、日本からインドネシアへの投資が増えた方が良いという話をしたが、日本との友好関係やインドネシアの潜在的な可能性、大きな市場を考えれば、日本は、もっとインドネシアに注目すべきであると経済界には伝えている。」旨述べました。
- これに対し、ギナンジャール会長より、「総選挙で民主党が勝利し、岡田大臣が外務大臣に就任したことに祝意を表する。西スマトラ州パダン沖地震被害に対する日本の援助について感謝したい。先般の岡田大臣のインドネシア訪問は日本がインドネシアを重視していることの表れである。20日の大統領就任式には渡部特派大使を派遣していただき、また、ピッツバーグとタイにおいて首脳会談を行ったように、両国のリーダーが緊密な関係にあることは大変喜ばしい。日本の新政権がインドネシアへの投資促進を強化することを歓迎したい。自分は元日本留学生であり、自分自身が日本とインドネシアの友好関係を表すものであると言える。」旨述べました。
- また、ギナンジャール会長からアフガニスタン支援に関し、日本がアフガニスタンの警察官をインドネシアで訓練するとの報道について照会がなされたのに対し、岡田大臣より「インドネシアが穏健なイスラム国として日本と一緒に協力できないか考えている」旨述べました。
- このほか、議員間交流、教育・研修における協力、我が国におけるインドネシア人看護師・介護福祉士の研修についても意見交換を行いました。