【参考1】スーダン情勢
スーダンにおいては、北部アラブ系イスラム教徒と南部アフリカ系キリスト教徒の間で20年以上内戦が続いていたが、2005年に南北間で包括和平合意が成立。同合意では、国民統一政府及び自治権を付与された南部スーダン政府の設立等の権力配分や、総選挙(2010年4月実施予定)及び南部の独立を問う住民投票の実施(2011年実施予定)が定められている。
【参考2】スーダン人民解放運動(SPLM)
1983年に、故ジョン・ギャラン大佐(当時)が、南部の反政府勢力に合流して、スーダン人民解放運動/軍(SPLM/A)を設立。CPA成立後に、南部スーダン政府が設立され、同政府の政権与党となった。CPA成立直後に故ジョン・ギャラン副大統領(当時)が事故死したため、現在の党首は、サルヴァ・キール副大統領(南部スーダン政府大統領)