19日(月曜日)15時50分から約20分間、岡田外務大臣は、外務省において、インド首相特使として来日したナラヤナン・インド国家安全保障顧問の表敬を受けたところ、概要以下の通りです。
(1)先般カブールのインド大使館付近で発生した自爆テロ事件に対し、負傷された大使館スタッフ等の方々にお見舞い申しあげる。
(2)日印関係は極めて重要であり、日印間の「戦略的グローバル・パートナーシップ」を今後とも発展させ、経済・経済協力分野といった二国間関係や、テロや気候変動問題等のグローバルな課題でも協力していきたい。
(3)鳩山総理の「東アジア共同体」構想は、将来の大きなビジョンであり具体的に細かく決めている訳ではないが、インドとの間でも同構想を共有していきたい。
(1)これまで日印間では極めて良好な友好関係にあったが、今後とも両国のパートナーシップ関係を強化していきたい。
(2)インドは日本のODAの最大の受け取り国であり、感謝申しあげたい、また、貨物鉄道建設計画(DFC)とデリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)の2つの案件はインド国民にも極めてよく知られている。
(3)今後とも日本とは、安全保障や経済、地域協力等の分野で協力を強化していきたい。