本16日(金曜日)19時から約1時間30分間、岡田外務大臣は、「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」(以下、国際委員会)第4回本会合に先立ち、都内ホテルにおいて、同本会合参加者他(主な出席者は別紙参照(PDF))を招いた夕食会を主催したところ、概要以下のとおりです。
そして、川口共同議長が、有意義な報告書の作成に向けた広島会合の成功を祈って乾杯の音頭をとり、夕食会を通じて出席者の間で活発な意見交換が行われました。
(参考)核不拡散・核軍縮に関する国際委員会
この国際委員会は、昨年7月の日豪首脳会談において、共同イニシアティブとして立ち上がり、本年9月、鳩山総理とラッド豪首相間及び岡田外相とスミス豪外相間で、報告書を踏まえた更なる日豪間の協力が合意された。川口順子元外務大臣とギャレス・エバンズ元豪外相が共同議長として、核軍縮、核不拡散及び原子力の平和的利用につき議論し、2010年5月に開催されるNPT運用検討会議に対し、具体的な勧告等を含む報告書を提示する。この委員会の第1回本会合は08年10月20日から21日までシドニーで、第2回本会合は09年2月14日から15日までワシントンDCで、第3回本会合は6月20日から21日までモスクワで開催された。また、2009年5月に中南米地域会合(於:サンティアゴ)及び北東アジア地域会合(於:北京)、9月に中東地域会合(於:カイロ)、10月に南アジア地域会合(於:ニューデリー)が開催された。
第4回本会合となる広島会合は、10月18日(日曜日)から20日(火曜日)までの間開催され、報告書について議論する最終の会合となる。