外務省
財務省
国土交通省
本年3月2日(月曜日)から横浜港南本牧ふ頭において、核不拡散及びテロ対策強化に資する取組であるメガポート・イニシアティブ(MI)のパイロット・プロジェクト(試行)を以下のとおり開始します。
なお、本パイロット・プロジェクトは、昨年7月3日に共同発表した、メガポート・イニシアティブに係るパイロット・プロジェクトの実施に関する米国との合意を踏まえ、日本国における実現可能性を検証するものです。
<パイロット・プロジェクト実施概要>
1.実施場所
横浜港南本牧ふ頭MC-1・2コンテナターミナル
2.実施内容
(1)対象コンテナ
上記ターミナルの搬出入ゲートより搬出入される全てのコンテナ貨物
(2)実施手順等
(イ)搬出入ゲート部に設置した放射線検知施設により、搬出入されるコンテナ貨物について、放射線が放出されているか否かを検知(一次検査)。
※当該検知施設からは放射線は一切照射されないため、トレーラー運転手や貨物に危険が及ぶことはありません。
(ロ)一次検査の結果、コンテナ貨物から一定のレベルを超える放射線が検知された場合、財務省横浜税関に通報がなされ、詳細な検査の必要性について判定。
(ハ)その結果、必要と判定された場合には、税関は携帯型放射線検知 装置を用いた検査を実施(二次検査)。
※二次検査の結果を踏まえ、必要に応じて、更なる追加検査、関係機関への通報など適切な措置を講じます。
3.今後の日程等について
※パイロット・プロジェクトの開始日については、テストの実施状況等により若干変更になる場合もございます。
4.その他
本パイロット・プロジェクトは横浜港埠頭公社及びターミナル運営会社の協力を得て実施するものです。