報道発表

インド工科大学ハイデラバード校への協力に関する政府ミッションの派遣について

平成21年1月19日
  1. インド工科大学(IIT)ハイデラバード校の新規設立への協力についてインド政府との協議を行うため、小島誠二科学技術協力担当大使を団長とする政府ミッションが1月21日(水)及び22日(木)の両日インドに派遣されます。
  2. この協議には、日本側から外務省、文部科学省、JICA、在インド日本大使館、インド側からは人的資源開発省、財務省、外務省の関係者がそれぞれ出席します。
  3. 今回の協議では、昨年10月の日印首脳会談において、両国がIITハイデラバード校の設立に向け協力していくことが確認されたことを踏まえ、日印政府間で今後の協力のあり方について協議が行われる予定です。

(参考) 新設IITへの協力に関する経緯

  1. インド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)は、工科大学としてインド最高峰、世界的にも有名な国立の高等教育機関。これまでインド全国に7校が設置されている。インド政府は、さらに8か所にIITを新設することを決定し、そのうち1校の設立につき日本からの協力を要請。2007年8月の安倍総理(当時)訪印時に発出された共同声明において、双方が新規のIIT設立における可能な協力を検討し、探求するための作業部会を設置することで合意。
  2. 昨年2月に第1回作業部会会合(東京)、5月に第2回作業部会会合(ニューデリー)、6月に第1回ワークショップ(東京)、11月に第2回ワークショップ(ハイデラバード)が開催された。昨年10月のシン・インド首相訪日に際して、作業部会の報告書が日印両首脳に提出されたことを受け、両首脳はハイデラバードに新設されるIITに対して協力するとの決意を確認した。
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