(1)オーナーシップを醸成し長期的な持続性を確保するため、村における生産力改善グループの形成及びそのメンバーを対象とした能力強化のための事業を実施します。
(2)生産力改善グループに対して、製品に付加価値を付けるための技術支援を行い、地元の人々の所得向上及び地域経済強化のために市場へのアクセスを改善します。
(3)地域コミュニティを対象にした地域主導の経済開発計画の立案・実施に必要な能力強化のための訓練を行います。
(4)紛争リスクの緩和のため、社会経済及び平和の現状に関するコミュニティ主導の参加型アセスメントや各種訓練、カウンセリングなどの活動を支援します。
(5)衛生・保健に関する啓蒙のためのワークショップ及びセミナーを開催します。
(参考) 人間の安全保障基金は、1999年3月に我が国の主導により国連に設置された信託基金であり、現在までに総額約373億円(約3億3,043万ドル)を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関の190件以上のプロジェクトを支援してきている。