日中21世紀交流事業中国高校生の短期代表団第五陣の来日について
平成19年3月9日
- 今般、中国高校生の短期代表団第五陣250名が、3月13日（火曜日）から21日（水曜日）にかけて来日する。
- 同代表団は、東京において、セミナー等への参加の他、福井県、石川県、富山県、栃木県、長崎県において高校での合同授業、クラブ活動への参加、日本の高校生自宅におけるホームステイ、環境施設等の視察を行う。
- 本件交流事業の実施により、日中の青少年間の相互理解が深まり、両国関係の強固な基礎を築くことが期待される。
- 今般代表団は広西チワン族自治区、天津市、雲南省、吉林省、内モンゴル自治区、安徽省、海南省、河北省、北京市の高校生から構成される。
（参考）
【日程】
中国高校生の短期代表団第五陣
| 日付 | 予定 |
|---|---|
| 3月13日（火曜日） | 東京着 |
| 3月14日（水曜日） | セミナー、外務省及び日中友好協会共催歓迎会 |
| 3月15日（木曜日） | 栃木県、福井県へ移動、学校交流、ホームステイ |
| 3月16日（金曜日） | 学校交流、市内視察 |
| 3月17日（土曜日） | 視察等 |
| 3月18日（日曜日） | 視察等 |
| 3月19日（月曜日） | 長崎県、石川県、富山県における学校交流、ホームステイ |
| 3月20日（火曜日） | 引き続き交流事業、視察 |
| 3月21日（水曜日） | 大阪発帰国 |
（注）日中21世紀交流事業
- 日本での直接の体験や生活、交流を通じて、日中両国の長期的な関係発展の基礎となる国民相互間、特に青年間の信頼関係を育むことを目的とする。
- 日本側において、日中友好会館により、中国人高校生の短期（10日程度）招聘（1,100名）を行う。また、国際交流基金において日中交流センターを立ち上げ、中国人高校生を中心とした中長期（約100名、3週間から1年程度）招聘等の事業を行う。中国側の派遣実施機関は中国教育部。
- 本件事業の実施により、今年度内に1,000名規模の日中両国の高校生交流が行われるが、この事業において、日中両国の高校生同士、更には高校生と市民がお互いを良く知り合えるよう、学校生活、共同活動、ホームステイ等、直接交流ができるプログラムを実施する。また、参観先の選定についても環境対策、先進技術、福祉、伝統文化等に触れる機会をつくり、多面的な理解を促すよう工夫する。
- 本件事業により、本年度中に1,100名の中国高校生代表団が来日した。（今次代表団を含む。第一陣は5月16日から24日、第二陣は8月21日から29日、第三陣は10月10日から18日、第四陣は11月14日から25日にかけて実施済み）。また、中国側招聘による日本の高校生200名の派遣（第1陣は11月21日から27日、第二陣は12月19日から25日）も実施した。来年度は、本事業は「東アジア青少年大交流構想」として、更に拡大される見通し。