報道発表

国連民主主義基金への拠出について

平成19年2月6日

  1. 2月6日(火曜日)、我が国は、国連民主主義基金に対し、1,000万米ドルを拠出することを決定した。
  2. 本基金は、民主化途上にある国々の民主主義制度の強化及び民主的ガバナンスの促進に関する支援にあてられるための基金で、2005年7月に国連事務総長により開設された。
  3. 我が国は、民主主義や人権といった普遍的価値に基づく外交を重視しており、本基金への拠出を通じ、民主主義を根付かせるための国際社会の努力へ寄与することが期待される。
(参考)
  1. 本基金の創設は、2004年の国連総会においてブッシュ米大統領が提案。2005年3月に公表された国連改革に関する事務総長報告においても創設が支持され、2005年7月に国連事務総長により設置された。
  2. 同基金は、(1)民主的対話、憲法起草・改正手続、(2)市民社会エンパワーメント、(3)市民教育、投票者登録、政党強化、(4)市民による情報へのアクセス、(5)人権及び基本的自由、(6)説明責任、透明性、健全性の分野において、5万~50万米ドルの範囲のプロジェクトが対象となる。
  3. 昨年12月14日時点で、米、英、独、仏、インド、カタール、韓国等を含む26ヶ国が合計約5,400万ドルを拠出又はプレッジしている。
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