報道発表

日・韓・タイ拉致被害者御家族等の大臣面会について

平成18年12月14日

 12月14日、麻生大臣は、我が国の拉致被害者御家族並びに韓国及びタイの拉致被害者御家族等の表敬訪問を受けたところ、概要は以下のとおり。

  1. 麻生大臣より、北朝鮮人権侵害問題啓発週間関連の会議等を通じ、拉致問題に対する国民の理解が更に深まり、問題解決に向けた国際連携も強化されたと考える、拉致問題の一日も早い解決のため国際社会との連携を更に推進すべく努力しており、総理も自分も各国との二国間会談で拉致問題を必ず提起している、再開後の六者会合においては、拉致問題についても取り上げ、早期解決の重要性を強調する旨発言した。
  2. これに対し、横田滋氏より、啓発週間関連行事に対する政府の支援に感謝する、拉致被害は少なくとも12か国に及ぶと指摘されており、それらも含めて拉致問題の全面的解決に尽力してもらいたい旨の発言があった。
  3. また、韓国及びタイの拉致被害者御家族よりは、日本政府が自由・人権・平和のために努力し、日本人拉致被害者だけでなく、韓国やタイの拉致被害者のためにも努力していることを国際社会は評価するであろう、日本政府は韓国人拉致問題についても忘れないで欲しい、タイの拉致被害者は一人であるにもかかわらず、日本政府が支援してくれていることに感謝するといった発言があった。
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