
国際連合加盟50周年記念式典の開催について
平成18年12月11日
- 我が国が昭和31年に国際連合に加盟してから、今年で50周年を迎える。外務省は、これを記念して、加盟日に当たる12月18日、財団法人日本国際連合協会(千玄室会長)との共催により、九段会館において、天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、国際連合加盟50周年記念式典を開催する。式典には内閣総理大臣、閣僚、国会議員、国連機関を招致している地方公共団体の長、各省庁次官、外交団等の来賓をはじめ、日本国際連合協会会員等が出席する予定である。
- 式典では、第一部において、天皇陛下のお言葉のほか、内閣総理大臣の祝辞、国連事務総長からのメッセージ(代読)が予定されている。また、第二部において、緒方貞子国際協力機構(JICA)理事長による記念講演、功績の大きい日本国際連合協会会員に対する表彰が行われる。同日夕刻には、外務省飯倉別館において、外務大臣主催によるレセプションが行われる予定である。
- 我が国は、国連加盟以来、国連を通じた国際協力を積極的に推進してきており、現在、安全保障理事会の改革を含めた国連改革の一層の推進に向け尽力しているところである。政府としては、この機会に我が国の国連に対する基本的立場を改めて確認するとともに、国連を通じて世界の平和と繁栄に一層貢献するとの決意を新たにすることとしている。
- なお、関連行事として、同記念式典に出席する中国、韓国、フィンランド及びガーナの国連協会会長等をスピーカーに招き、12月19日、国連協会シンポジウム「『民』のなすべきこと:さらなる国連改革に向けて」を外務省と日本国際連合協会との共催により開催する予定である。