報道発表

自衛隊による国際連合イラク支援ミッション(UNAMI)支援のための空輸に関する日本国政府と国際連合との間の書簡の交換について

平成18年8月29日
  1. 自衛隊による国際連合イラク支援ミッション(UNAMI)を支援するための空輸に関する日本国政府と国際連合との間の書簡の交換は、8月29日(火曜日)(現地時間28日(月曜日))ニューヨークにおいて、我が方大島賢三国連代表部大使とジェーン・ホール・ルート国連平和維持活動局事務次長補(Ms. Jane Holl Lute, Assistant Secretary-General, Peacekeeping Operations Department of the United Nations)との間で行われた。
  2. 本件空輸は、本年5月のコフィ・アナン事務総長来日の際、同事務総長より小泉純一郎総理大臣に対して、イラクにおける国連の活動について、人や物資の空輸支援の要請があり、小泉総理より、積極的に検討し前向きに対応したい旨回答したことを契機とするものであり、本年6月の陸自部隊撤収発表時の総理談話のとおり、空自部隊は、国連や多国籍軍への支援を行うため、陸自部隊撤収後も活動を継続し、新たにバグダッド及びエルビルへの空輸を行うこととしたところである。
  3. 本件取極は、空自部隊が国連に対する空輸支援を行う際の運用上の手続や条件を定めるものであり、今回の書簡の交換を受けて、近く国連に対する空輸支援を開始する予定である。
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