報道発表

日・タンザニア外相電話会談

平成18年7月12日

 7月12日16時45分頃より約10分間、麻生外務大臣はミギロ・タンザニア外務国際協力大臣との間で電話外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 麻生大臣より、以下を説明の上、我が国の考えに対するタンザニアの支持と協力を求めた。

    (1)北朝鮮のミサイル発射問題に関する安保理決議案に関し、一昨日のライス米国務長官との協議の結果、北朝鮮に対する中国の外交的努力を見守るべく、暫時、決議案の採択を求めないこととした。

    (2)他方、我が国として迅速かつ力強いメッセージを発出すべしとの考えにはいささかの変更もなく、中国の外交的努力が不調な場合には、直ちに当初の決議案採択プロセスを再開する考えである。

  2. これに対し、ミギロ外務国際協力大臣から、今回のミサイルの発射は世界の安定と平和への明確な脅威であると考えている、タンザニアは日本の決議案を支持する、外交的努力が必要であることも理解するがそれをいつまでも待てないということにも同意する、と述べた。
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