
ブラジルのデジタルテレビ方式における日本方式の採用決定について
平成18年6月29日
- 6月29日(木曜日)午前10時半(日本時間29日(木曜日)22時30分)より、ブラジル政府が、ブラジルにおいて日本方式(ISDB-T方式)を基礎とするデジタルテレビ方式(SBTVD)を採用することを決定した旨の発表式がブラジリアにおいて行われた。
本発表式には、ブラジル側よりルーラ大統領、ジルマ文官長、コスタ通信大臣他が、日本側より、ブラジル政府の招きにより訪伯中の竹中平蔵総務大臣、堀村大使他が出席した。
- 竹中総務大臣は、ルーラ大統領と会談し、小泉総理発ルーラ大統領宛親書を手交するとともに、デジタルテレビ方式を通じた両国の協力関係、経済関係の進展などにつき話し合った。
- また、同発表式において、堀村大使とコスタ通信大臣が、本年4月13日(木曜日)に、両国の外務大臣の間で署名された「ISDB-T方式を基礎とするデジタルテレビでのブラジル方式の実施及びそれに関連したブラジル電気電子産業の発展にかかる協力に関する日本国政府とブラジル連邦共和国の間の覚書」の「実施要領」に署名し、ブラジルにおける日本方式を基礎とするデジタルテレビ方式の導入及びブラジル電気電子産業の発展のための両国間の協力措置について確認した。