
第4回日本・アラブ対話フォーラムの開催について
平成18年5月22日
- 第4回日本・アラブ対話フォーラムは、5月26日(金曜日)、27日(土曜日)の両日、新高輪プリンスホテルにて開催される。
- 本フォーラムは、2003年5月に小泉純一郎総理大臣が中東を訪問した際に、日本とアラブ諸国との対話強化が今後の対中東外交の施策の柱の一つとして表明されたことを受けて、日本、エジプト及びサウジアラビアとの間で設立された有識者会合である。今回の会合には、わが国から橋本龍太郎元総理大臣を座長とするメンバーが、エジプトからイスマイール・セラゲッディーン・アレキサンドリア図書館長を座長とするメンバーが、サウジアラビアからアブドゥル・アジーズ・ビン・ムハンマド・アル・トワイジェリ諮問評議会議員を座長とするメンバーがそれぞれ出席する。
- 本フォーラムでは、(1)イラク、パレスチナ等の政治情勢、(2)投資・貿易促進のための経済施策、(3)文化面における交流強化のための方策等の各分野について幅広い意見交換が行われる。また、拡大セッションを設け、パレスチナ、イラクからも参加者を招聘し、現地から直接の報告を受けつつ、情勢についての議論を行うこととしている。
- なお、本フォーラムの結果については、各国のメンバーより直接各国指導者に報告され、各国の政策に反映されることが期待されている。