
ハイチ共和国大統領就任式典への特派大使の派遣について
平成18年5月12日
- わが国は、5月14日(日曜日)にハイチ共和国の首都ポルトー・プランスで開催されるルネ・ガルシア・プレヴァル大統領就任式典に
外務大臣政務官を特派大使として派遣する。
- 中南米の最貧国であるハイチでは、2000年の総選挙の結果を巡る与野党の対立が激化し、2004年2月のジャン・ベルトラン・アリスティド元大統領の国外脱出という事態に発展した。同年3月に発足した暫定政権の下、2006年2月7日に大統領選挙が実施され、その結果、ルネ・ガルシア・プレヴァルが新大統領に選出されたことを受けて、今回の大統領就任式が開催されるに至ったものである。
- ハイチの政情安定と復興は国際社会の重要な関心事項であり、わが国としても、従来より食糧支援・医療支援等の人道支援及び選挙支援を行ってきている。今回の特派大使の派遣は、新大統領の下での安定と復興に向けた努力を支援し、また、わが国と同国との友好関係を維持・強化していくとの観点から決定されたものである。
(参考)
ハイチ共和国
首都:ポルトー・プランス
面積:27,750平方キロ(四国の約1.5倍)
人口:約859万人
1人あたりGNI:390米ドル(2004年世銀)