報道発表

佐藤アフリカ紛争・難民問題担当大使兼国連改革担当大使の「感染症に関するアフリカ連合(AU)特別サミット」への出席について

平成18年5月1日
  1. 佐藤啓太郎アフリカ紛争・難民問題担当大使兼国連改革担当大使は、5月2日(火曜日)から4日(木曜日)の間、ナイジェリアの首都アブジャにて開催される「感染症に関するアフリカ連合(AU)特別サミット」に、わが国代表として出席する。
  2. 本会議には、AUに加盟するアフリカ53ヶ国・地域から首脳級の代表者が出席し、アフリカにおけるマラリア、エイズ、結核、鳥インフルエンザなどの感染症に関し、これまで行われた対策の進捗状況について中間報告を行い、今後の対策について議論を行う予定である。
  3. 佐藤大使他わが国の出席者は、同会議において、わが国のアフリカにおける感染症対策支援を紹介するとともに、アフリカ各国からの出席者と会談し、意見交換を行う予定である。

(参考1)アフリカ連合(AU)

 アフリカ連合(AU)は、前身のOAU(アフリカ統一機構)の発展的改組により、2002年に発足。それ以降、アフリカの政治的・経済的統合推進の中核的役割を担ってきており、特に、アフリカの紛争(スーダン、大湖地域、コートジボワール等)の解決に対して、重要な役割を果たしている。

(参考2)本会議開催の背景

  1. 2000年にナイジェリアでマラリア対策に関するアフリカ首脳会議をWHOとOAUが共催。翌年にHIV/エイズ、結核その他の感染症をテーマとしたアフリカ首脳会議を開催し、感染症対策に関する宣言を採択した。
  2. 今年1月のAU総会(首脳会議)において、過去2回の感染症サミットの中期レビューを行うための首脳会議を開催することが決定された。
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