報道発表

イラクに対するTV番組『キャプテン翼』の提供について

平成18年3月2日
  1. 国際交流基金は、外務省及びアニメーション・インターナショナル・ミドル・イーストの協力を得て、サッカーアニメ『キャプテン翼』(Captain Majed(注1)のアラビア語吹き替え版をイラク・メディア・ネットワーク(IMN)(注2)に対し無償提供することとした。
  2. サッカーはイラクで最も人気のあるスポーツであり、本番組を通じ同国の将来を担う子供達に夢や希望を与えるとともに、イラク人の親日感情が一層醸成されることを期待する。
  3. 3月2日、IMNと国際交流基金の間で合意書が締結され、近日中にIMNに対し放映素材が提供される予定。

(注1)世界で活躍するプロサッカー選手「大空翼」を少年期(小学生時代・中学生時代)の回想シーンを交えて描いた作品。全52話。日本において2001年から2002年に放送された。

(注2)同国最大のメディアであり、地上波の国内カバー率は約75%。国際交流基金は同局に対し、2003年10月及び2005年6月に『おしん』を提供した実績あり。

(注3)今回の支援は、主人公の少年期を描いた旧作品が中東全域で既に放映され人気を博したことを踏まえ、昨年アラビア語吹き替え版が完成された本作品の放映を希望するIMNの要請に応えるもの。

(注4)現在、サマーワで活動する給水車にも「キャプテン翼」のステッカーが貼られているほか、サッカーに関する協力では、2003年3月にムサンナー県青年スポーツ局に対し、サッカーボール等を草の根文化無償資金協力により供与している。

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