報道発表

ハイチ共和国総選挙に対する選挙監視要員の派遣について

平成18年2月1日
  1. わが国は、2月7日(火曜日)および3月19日(日曜日)(決選投票)に予定されているハイチ共和国総選挙(大統領・国会議員選挙)の公正かつ平穏な実施を支援するため、選挙監視要員3名(ハイチ大使館員1名およびドミニカ共和国大使館員2名)を同国に派遣することを決定した。これら3名は、ハイチ選挙評価国際ミッション(MIEEH)が同国に派遣する選挙監視団に参加する予定である。
  2. 今回の総選挙は、ハイチ共和国において2004年2月の政治危機後に実施される最初の選挙であり、その円滑な実施は同国の民主化にとって極めて重要である。ハイチ暫定政権は、国際社会と協力しつつ、右選挙の公正かつ円滑な実施に向けて全力を挙げている。このような事情に鑑み、わが国としても、ハイチ官民による民主主義の強化および政治的安定の実現に向けた努力を支援するため、今回の監視要員の派遣を決定したものである。

(参考)

  1. わが国の選挙監視要員

    (1)熊谷雄一在ハイチ日本国大使館専門調査員
    (2)横山孝弘在ドミニカ共和国日本国大使館員
    (3)河島宏明在ドミニカ共和国日本国大使館員

  2. わが国選挙監視要員の派遣期間
     2月3日(金曜日)~9日(木曜日)および3月16日(木曜日)~22日(水曜日)
  3. ハイチ選挙評価国際ミッション(Mission Internationale d'Evaluation des Elections en Haiti
     今次選挙の投票監視活動を目的として2005年7月に設立され、8月より活動開始。構成国は、米国、カナダ、ドミニカ共和国、パナマ、ジャマイカ、メキシコ、チリ、ブラジル。
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