
日・韓刑事共助条約の署名について
平成18年1月20日
- 刑事に関する共助に関する日本国と大韓民国との間の条約(日・韓刑事共助条約)の署名は、1月20日(金曜日)東京(外務省)において、わが方麻生太郎外務大臣と先方羅鍾一(ラ・ジョンイル)駐日韓国大使との間で行われる予定である。
- 日・韓刑事共助条約は、一方の締約国が他方の締約国の請求に基づき、捜査、訴追その他の刑事手続について共助を実施すること、そのための枠組みとして中央当局(わが国については法務大臣又は国家公安委員会が、韓国については法務部長官が務める。)を指定し、相互の連絡を直接行うこと等を定めるものである。この条約の締結によって、わが国から韓国に対して請求する共助が韓国において一層確実に実施されることを確保できるとともに、共助に関する連絡を中央当局間で直接行うことにより、共助の迅速化が期待される。