報道発表

イラク独立選挙委員会に対する第2回選挙管理研修について

平成17年5月16日
  1. わが国政府は、イラク独立選挙委員会バグダッド本部、南部ムサンナー県、ナジャフ県、中部ワシート県および北部ドホーク県の各県事務局に所属する要員計14名に対し、5月17日(火曜日)から5月25日(水曜日)まで、選挙管理の研修を実施する。
  2. この研修は、10月に予定されている憲法国民投票、および本年末に予定されている国民議会選挙など一連の選挙が、公正かつ円滑に遂行されることの重要性に鑑み、独立選挙委員会バグダッド本部および地方事務局の管理職を対象として、選挙管理についての研修を行うものである。
  3. わが国は、イラクの一連の政治プロセスにおいて、公正な選挙の果たす役割は極めて大きいものと考えており、これを踏まえて、昨年12月に既に独立選挙委員会バグダッド本部およびムサンナー県事務局に対し選挙管理の基礎について短期集中的な研修を行った。この研修はイラク側から極めて高い評価を受け、次期選挙に向けた、更なる研修の要請があったものである。
  4. 研修員は、何れも選挙管理の責任者および実務担当者であり、選挙制度や選挙資金管理、選挙監視に関する講義、選挙運動および投票の実地視察などを通じて、選挙管理に関する知識、選挙運営能力の習得、向上に努める。
  5. なお、今回の研修はJICA(独立行政法人国際協力機構)による研修事業の一環として実施する。
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