談話

ウクライナにおける反政府派と警察との衝突について(外務報道官談話)

平成26年1月23日

1 我が国は,1月19日以降,ウクライナのキエフ市内において,反政府派とウクライナ警察との衝突が発生し,22日,死亡者が出たことを深く憂慮します。

2 我が国としては,全ての当事者に対し,暴力を行使せず,最大限の自制と責任ある行動を取り,対話を通じて事態を早期に沈静化させることを強く求めます。

(参考1)ウクライナにおける大規模反政府集会について

(1) 昨年11月21日以降,ウクライナ政府がEUとの連合協定への署名を延期したことに反発し,首都キエフにおいて独立広場を中心に大規模反対集会が継続している。

(2) 本年1月19日夕刻(現地時間),16日にウクライナ議会において表現・集会の自由を制限する内容を含む法案等11本が議会規則に反するかたちで採択されたとして反発したデモ隊と,警察部隊が衝突。デモ隊が火焔瓶や投石で攻撃したのに対し,警察は催涙弾で応戦。警察バス4台と乗用車2台が炎上,20日までに警察側を含め少なくとも140人以上が負傷。22日,警察が強制排除を開始し,催涙弾(警察側)と火炎瓶(反政府側)が時折交錯し,少なくとも2名(より多いとの報道もあり)が死亡。

(参考2)邦人への影響等

(1) 現地時間22日現在,邦人被害の情報には接していない。

(2) 邦人に対する注意喚起として,直近では1月20日付でスポット情報を発出しているほか,現地大使館より在留邦人に対し,電話・メール等を通じて累次情報提供・注意喚起を行っている。(在ウクライナ大使館のホームページにも掲載済み)。

(参考3)
 日本大使館周辺でも衝突が発生しており,同大使館前にもバリケードが設置され,大使館員が大使館の建物に近づけない状況であり,23日現在,同大使館は臨時休館となっている(臨時休館中である旨,その期間中の緊急連絡先も含めて案内済み。)。


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