談話

南スーダン情勢について(外務大臣談話)

平成25年12月24日

英語版 (English)

1 我が国は,現地時間15日夜から続いている,南スーダン政府と反政府勢力の戦闘により,多数の死傷者及び避難民が出ていること,そして,一般市民を保護するために展開している国連平和維持軍に対して攻撃がなされ死傷者が発生したことに対し,強い懸念と憂慮の念を表します。

2 我が国は,改めて,全ての関係者に対し,暴力の停止と対話による解決を強く求めます。この関連で,我が国は,アフリカ連合(AU),政府間開発機構(IGAD)を始めとする関係国・機関による事態の平和的解決に向けた努力を支持し,南スーダンの当事者がこれに真摯に対応することを呼びかけます。

3 我が国は,南スーダンの平和と安定は,アフリカ全体の平和と安定の鍵となるとの考えから,2011年の同国の独立達成以来,一貫してTICADプロセスや,UNMISS(国連南スーダン共和国ミッション)への自衛隊派遣等を通じ,同国の国造りのために積極的に支援を行ってきています。

4 我が国としては,関係国や国連,AUを含む国際機関とも連携しながら,自衛隊による支援活動を実施するとともに,南スーダンの安定のために必要な措置を引き続き講じていきます。また,邦人の安全確保にも引き続き全力で取り組みます。

(参考)

(1)地方(特にジョングレイ州及びユニティ州)では,反政府勢力が勢力を拡大。上ナイル州に戦闘が拡大しているとの情報あり。ジュバは,現地時間23日現在,平穏。

(2)現地時間23日(月曜日)現在,全在留邦人の無事を確認済。

(3)23日付で,南スーダン全土に対する危険情報を「渡航の延期をお勧めします。(退避の可能性も検討してください。)」から「退避を勧告します。渡航は延期してください。」に引き上げ。

(4)現地時間12月19日(木曜日),ジョングレイ州のアコボ(Akobo)において,市民が避難している国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)の施設が約2000名規模の武装集団によって襲撃され,2名のインド要員が死亡した他,複数の死傷者が発生した。

        

このページのトップへ戻る
談話へ戻る