談話

平成25年12月19日
1 我が国は,現地時間15日夜から南スーダンの首都ジュバにおいて発生した事案により,多数の死傷者及び避難民が出ていることに関し,強い懸念と憂慮の念を表します。

2 我が国は,全ての関係者に対し,暴力の回避と自制を求めます。同時に,南スーダン政府を始め,関係者が,事態の安定化に向けて取り組むことを期待します。

3 また,外務省として,在留邦人等の安全確保のために必要な措置を講じていきます。

(参考)

(1)現地時間12月15日の夜,ジュバ市内の複数の地点で継続的に銃撃・爆発音が確認され,戦車を含む治安部隊が展開。16日,キール大統領が会見し,本事案はマシャール前副大統領と同盟関係にある勢力が起こしたものとし,同日から夜間外出禁止令を発出。報道によれば,死者数は400~500名,負傷者数は最大で800名,避難者数は2万人。

(2)日本政府は,15日に外務省内に連絡室を立ち上げ,また18日に総理官邸内危機管理センターに南スーダン情勢に関する情報連絡室を設置。


談話へ戻る