談話

ウクライナにおける大規模反政府集会の強制排除について(外務報道官談話)

平成25年12月11日

英語版 (English)

1 我が国は,国際社会及びウクライナ国内における真摯な対話による解決のための努力が行われていたにもかかわらず,キエフ市内で反政府派が平穏に実施していた大規模集会がウクライナ警察によって強制排除されたことを憂慮します。我が国は,ウクライナ政府に対し,民間人への暴力を直ちに停止するよう強く求めます。

2 我が国としては全ての当事者に対し,暴力を行使せず,最大限の自制と責任ある行動を強く呼びかけるものです。

(参考1)ウクライナにおける大規模反政府集会について

 11月21日,ウクライナ閣僚会議はEUとの「深化したFTA(DCFTA)」を含む連合協定締結に向けた準備プロセスを一時停止する旨を閣議決定。11月28日から29日にかけて開催されたEU東方パートナーシップ首脳会合において連合協定が署名されなかったことに反発し,首都キエフにおいて独立広場を中心に大規模反対集会が発生。野党党首らも参加し,ヤヌコーヴィチ大統領の辞任等を要求。12月10日から11日にかけて,アシュトン欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表及びヌーランド米国務次官補(欧州・ユーラシア担当)がウクライナを訪問し,ヤヌコーヴィチ・ウクライナ大統領の他,政府・反政府関係者と協議。12月11日未明(現地時間),独立広場で行われていた反政府集会に警察が突入し強制排除。

(参考2)邦人への影響

(1)これまでに邦人被害の情報には接していない。
(2)本件事態を受け,在ウクライナ日本大使館において在留邦人向けに複数回緊急メールで注意喚起を行うとともに,外務本省においては,12月2日,スポット情報を発し,邦人渡航者を含め広く注意喚起を行った。


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