記者会見

小林外務報道官会見記録

(令和6年2月21日(水曜日)15時45分 於:本省会見室)

国連安全保障理事会閣僚級会合

【共同通信 桂田記者】ロシアによるウクライナ侵攻の関係でお伺いします。24日で、侵攻から2年になるのを前に、国連総会と安保理で、それぞれ会合が予定されていますけれども、日本政府から、どなたが出席予定なのかということと、日本として、どのようなメッセージを発信される方針なのかお聞かせください。

【小林外務報道官】2月23日に、ニューヨークにおいて、ロシアによるウクライナ侵略から2年の機会に行われる安保理閣僚級会合がございますけれども、我が国からは、辻󠄀外務副大臣が出席予定です。
 安保理理事国として、ロシアによるウクライナ侵略は許容できず、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くという強い意志を示すとともに、ウクライナの復旧・復興を強く進めていく姿勢を示したいと考えております。

G20外相会合

【読売新聞 谷川記者】G20外相会合について、昨年は、林外相が欠席されましたけれども、今回、上川外相ご本人が出席することの意義についてお聞かせください。

【小林外務報道官】昨年のG20外相会合は、昨年の会合や国内での公務の日程・内容等を総合的に判断し、出席者を決定したと承知しております。
 本年の会合につきましては、上川外務大臣が出席することとなって、現地に到着しておられますけれども、会合では、ウクライナ情勢や中東情勢への対応、そして、安保理改革を含むグローバル・ガバナンス改革等が議論される予定であり、上川大臣から、こうした議題に関する日本の立場と取組を積極的に発信していただく予定です。
 加えまして、対面で大臣ご自身が参加するということで、大臣が、会合のマージンで、様々な国や国際機関のカウンターパート、これまでお会いになった方、オンラインでお会いになった方、それから、会っていらっしゃらない方、様々な閣僚が来られますけれども、そういったカウンターパートと二国間関係、そして、国際情勢に関する意見交換を行えるということも、非常に有意義であると考えております。

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