記者会見
大菅外務報道官会見記録
(令和元年7月17日(水曜日)16時30分 於:本省会見室)
冒頭発言
(1)日本気候リーダーズ・パートナーシップへの参加
【大菅外務報道官】今般,外務省は,「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」にパブリックパートナーとして参加することを決定しました。
JCLPは,持続可能な脱炭素社会の実現を目指す日本企業で構成されたグループで,気候変動外交の推進に大きく寄与しているとの観点から,7月23日に飯倉公館で行われる外務大臣表彰式においても表彰される予定です。
また,外務省は,昨年6月ですが,事業運営に必要な電力をすべて再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的な企業のイニシアティブであるRE100に加わり,在外公館を含め再生可能エネルギー100%に向けて努力しています。
気候変動対策には,政府だけでなく,非国家主体の取組が重要です。外務省は,先進的な取り組みを行う内外の関連団体と手を携えながら,引き続き気候変動問題に取り組んでいく考えです。
(2)対日理解促進交流プログラムJENESYS2019「中国青年メディア関係者代表団第1陣」の訪日
【大菅外務報道官】7月21日(日曜日)から7月28日(日曜日)まで,対日理解促進交流プログラム(JENESYS2019)の枠組みで,「中国青年メディア関係者代表団」の第1陣約60名が訪日します。
滞在中,一行は,「農業」,「オリンピック・パラリンピック」の各テーマに関する説明を受け,関連の施設等の視察・取材を行うほか,地方都市,具体的には秋田県と長野県も訪問する予定です。
本年は「日中青少年交流推進年」です。本プログラムを通じて,将来を担う日中の青年同士が交流し,中国側参加者の一人一人が日本に対する多面的な理解を深め,日本の魅力の積極的な発信者となってくれることが期待されます。