記者会見
川村外務報道官会見記録
(平成28年2月10日(水曜日)16時35分 於:本省会見室)
冒頭発言
海洋法に関する国際シンポジウムの開催
【川村外務報道官】来週2月16日及び17日,外務省は,東京におきまして,第2回海洋法に関する国際シンポジウム「海洋資源の国際法」を開催します。
本シンポジウムには,国外(米国,イギリス,フランス,オーストラリア及びインド)及び国内の海洋法の権威ある研究者及び実務家がパネリストとして参加し,「深海底の鉱物資源」,「大陸棚の資源」及び「国家管轄権外区域の海洋生物多様性」をサブテーマとして議論します。
海洋立国である我が国にとって海洋資源の開発は極めて重要です。また,我が国は,海洋科学先進国として,海洋資源に関する科学・技術の発展を牽引する立場にあります。本シンポジウムのような場を通じて,海洋資源に関する国際法の健全な発展をリードし,G7サミットにおいても重視する分野の一つである「法の支配」を海洋分野においても更に促進していきたいと考えています。
シンポジウム初日の16日には,冒頭,黄川田政務官が開会の挨拶を行う予定です。