記者会見

中山外務副大臣会見記録

(平成26年9月11日(木曜日)15時56分 於:本省会見室)

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就任挨拶

【中山外務副大臣】今回,副大臣を拝命させていただくことになりました中山泰秀と申します。どうぞ,よろしくお願いいたします。
 私自身の所掌は,北米局,それから中南米局,そして,中東局,それから総合外交政策局,経済局,国際法局,領事局という形になります。
 しっかりと頑張って,可愛い子どもたちの時代のためにやっていきたいというように思っておりますので,記者の皆さんからもご指導賜りたいというように思います。
 今後とも,よろしくお願いいたします。

冒頭発言-女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW ! Tokyo2014)の開催

【中山外務副大臣】明日,明後日,東京で「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」,いわゆるWAW!Tokyo2014が開催されるということであります。
 このシンポジウムに関しましては,安倍総理ご夫妻をはじめ,ラガルドIMF専務理事やシェリー・ブレア元英国首相夫人など,名だたる世界的著名人が参加し,女性が活躍できる社会の実現につき議論し発信をさせていただきたい,そのように考えてございます。
 本シンポジウムにあわせて,今週から「シャイン・ウイークス」というものを開催いたします。国内外各地で女性関連イベントが115件開催されることになっておりまして,市民社会からも多大なご支援を得ていると考えてございます。
 「女性が輝く社会」の実現に向けて官民一体となって取り組んでおりまして,本シンポジウムの成功を期していきたいと,そのように考えております。

宋日昊(ソン・イルホ)北朝鮮大使インタビュー

【NHK 小島記者】所掌の範疇ではないと思うのですけれども,昨日の北朝鮮の宋日昊大使が共同通信のインタビューに答えて,報告の準備はできている等々の発言がございました。この発言に対する評価と制裁の解除について求めるような趣旨も言っておりますが,今後,その制裁の解除はどういうものを判断して行うということになるのかという見解をお願いします。

【中山外務副大臣】ご指摘の報道の事実関係につきましては,何ら承知をしていないということです。それから,今後の進め方につきましては北京の大使館ルートを通じましてやりとりを行っているところであります。
 それから,今朝も類似の質問が官房長官宛てに出されたというように承知をしておりますけれども,官房長官からもあったように,今言われている事実について,政府としては何ら承知をしていない,と同時に北京の大使館ルートを通じて,今やりとりを行っている状況であるという形で答弁をされておりまして,それと私からの答弁は変わらないということを申し上げておきたいと思います。

オバマ大統領演説(米国の対ISIL政策)

【日経新聞 山口記者】オバマ大統領が,先ほどイラクで続けている空爆をシリアの方に拡大すると表明されました。
 午前中の官房長官会見で,日本政府としてもテロとの戦いは支持するというような立場を表明されておりますけれども,一方で武力行使が拡大すること,泥沼化への懸念もあります。その辺に関して,外務副大臣としてどういうようにお考えかをお聞かせください。

【中山外務副大臣】まず,9月10日,米国東部時間で,オバマ大統領が米国民に向けて演説を行った。その中で,外交,軍事,人道支援といった今後の対ISILに関する幅広い米国の政策について説明があったことは承知しております。同時に,日本政府としましても,ISIL等の武装勢力による攻撃を含め,これまであらゆる形態のテロリズムを断固として非難をしてきており,イラク政府や各国によるテロとの戦いも支持してきているということであります。
 今回の大統領の演説も,こうしたテロとの戦いの一環として,国際社会と一層連携してISILに対抗しようとの姿勢を示すものと理解しております。日本政府としては,今後も米国を初め各国と緊密に連携しつつ,今般の演説で言及のあった点も含めて,可能な範囲の支援・協力を行っていくというように考えております。
 同時に,官房長官が答弁なさったことを受けて,米国の空爆支持というような一部報道があったと聞き及んでおりますけれども,それに関して,まず事実関係をしっかりと,オバマ大統領のご発言なさった中身をもうちょっと精査する必要があるのではないか。空爆という具体的な言葉が大統領からあったというようには私は聞いておりませんので,その点も改めなければならないと,同時に,官房長官がおっしゃった部分は,いわゆる全般的に,一般的にいうテロとの戦いをしっかりと日本として支持をしていくという点に言及されたものと理解しております。

森元総理とプーチン大統領との会談

【時事通信 松本記者】森元総理がロシアのプーチン大統領と会談なさいました。
 まず,その会談の受けとめをお伺いしたいのと,あと,森元総理からは安倍総理の親書がプーチン大統領に手渡されましたが,親書には大統領の訪日要請等,そういうことが含まれているのかどうか,あと,大統領の訪日時期の現状の調整状況はどうなっているかをお聞かせください。

【中山副大臣】毎日新聞社主催の日本・ロシアフォーラムに参加されるためモスクワを訪問しておられる森元総理が,現地時間10日23時過ぎ,日本時間11日午前4時過ぎからプーチン大統領と会談を行ったものと聞き及んでおります。
 本件会談は,森元総理とプーチン大統領との古い友人関係に基づいて行われたものでございますけれども,会談の中でプーチン大統領は森元総理に対し,日本との対話は続けていくし,続けなければならない旨を述べたというように報告を受けております。いずれにしましても,政府としては日露関係を今後とも我が国の国益に資するよう進めていく考えであります。
 もう一つ,親書を含めて訪日日程についてご質問をいただきました。まず大前提として,親書の内容を明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。それから,森元総理からプーチン大統領に対しては,絶え間なく対話を続けることが必要である旨,述べられたと承知しております。
 なお,プーチン大統領訪日の日程については何ら決まっておらず,種々の要素を総合的に考慮して検討していくということであります。

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