記者会見
丸山外務報道官会見記録
(平成29年2月1日(水曜日)16時30分 於:本省会見室)
冒頭発言
海洋法に関するシンポジウムの開催
【丸山外務報道官】明日2月2日及び3日,外務省は,東京において,第3回海洋法に関する国際シンポジウム「海洋法の20年の発展と新たな課題」を開催いたします。
本シンポジウムは,発効から20余年となる国連海洋法条約の下,海洋法がいかに着実な発展を遂げてきたか,また,現在国際社会が直面する海洋法分野における新たな課題について,同条約の下設立されました国際海洋法裁判所及び大陸棚限界委員会のこれまでの貢献,あるいは紛争解決の事例等を通して議論いたします。本シンポジウムのような議論の場を通して,海洋法の健全な発展に貢献し,日本の外交政策の柱の一つであります「海における法の支配」を更に促進していきたいと考えております。
シンポジウム初日の2日には,冒頭,岸副大臣が開会のあいさつを行う予定です。
こちらの詳細につきましては,担当課国際法局の海洋法室です。それから,報道関係者の皆様,まだ募集を行っておりますので,是非,関係課の方へお問い合わせください。
本シンポジウムは,発効から20余年となる国連海洋法条約の下,海洋法がいかに着実な発展を遂げてきたか,また,現在国際社会が直面する海洋法分野における新たな課題について,同条約の下設立されました国際海洋法裁判所及び大陸棚限界委員会のこれまでの貢献,あるいは紛争解決の事例等を通して議論いたします。本シンポジウムのような議論の場を通して,海洋法の健全な発展に貢献し,日本の外交政策の柱の一つであります「海における法の支配」を更に促進していきたいと考えております。
シンポジウム初日の2日には,冒頭,岸副大臣が開会のあいさつを行う予定です。
こちらの詳細につきましては,担当課国際法局の海洋法室です。それから,報道関係者の皆様,まだ募集を行っておりますので,是非,関係課の方へお問い合わせください。
アフリカ連合委員会新委員長の選出について
【丸山外務報道官】1月30日(現地時間同日),エチオピアのアディスアベバで開かれました第28回アフリカ連合(AU)総会において,AU委員長の選挙が行われ,ムーサ・ファキ・マハマト(Mr. Moussa Faki Mahamat)候補が選出されたことに,我が国は祝意を表します。この方はチャドの外務大臣です。
我が国は,ドラミニ・ズマ現AU委員長の在任中の功績と指導力に敬意を表するとともに,AU委員会がTICAD(アフリカ開発会議)プロセスの共催者として,初のアフリカ開催となった昨年8月のTICADVIの成功のために多大なる貢献を行ったことに謝意を表明します。
我が国は,アフリカの自助努力の表れであるAUの取組を今後とも後押ししていくとともに,AU委員会の新体制と密接に協力していく考えです。
我が国は,ドラミニ・ズマ現AU委員長の在任中の功績と指導力に敬意を表するとともに,AU委員会がTICAD(アフリカ開発会議)プロセスの共催者として,初のアフリカ開催となった昨年8月のTICADVIの成功のために多大なる貢献を行ったことに謝意を表明します。
我が国は,アフリカの自助努力の表れであるAUの取組を今後とも後押ししていくとともに,AU委員会の新体制と密接に協力していく考えです。
米国防長官の来日
【ブルームバーグ レイノルズ記者】アメリカのマティス長官の来日なんですけれども,日程について何か決まりましたでしょうか。
【丸山外務報道官】マティス国防長官はですね,2月1日から4日にかけて日本と韓国を訪問されます。日本には3日に到着をされまして,4日に発たれる,そういう日程でございます。
【ブルームバーグ レイノルズ記者】どなたと会うのか。
【丸山外務報道官】滞在中はですね,安倍総理への表敬,それから岸田大臣との会談,それから日米防衛相会談が予定されております。
【NHK 小林記者】マティス長官が岸田大臣とも会われるということですが,これの期待される成果ということ,どんなことを期待されるのかということをお願いできますか。
【丸山外務報道官】岸田外務大臣との会談では,外務・防衛閣僚による2プラス2,これを始めとする場を通して,共に安保・防衛協力を進めていくことになるマティス長官との間で,個人的な信頼関係を構築するとともに,日米間の様々な課題について幅広く意見交換を行う予定です。
【丸山外務報道官】マティス国防長官はですね,2月1日から4日にかけて日本と韓国を訪問されます。日本には3日に到着をされまして,4日に発たれる,そういう日程でございます。
【ブルームバーグ レイノルズ記者】どなたと会うのか。
【丸山外務報道官】滞在中はですね,安倍総理への表敬,それから岸田大臣との会談,それから日米防衛相会談が予定されております。
【NHK 小林記者】マティス長官が岸田大臣とも会われるということですが,これの期待される成果ということ,どんなことを期待されるのかということをお願いできますか。
【丸山外務報道官】岸田外務大臣との会談では,外務・防衛閣僚による2プラス2,これを始めとする場を通して,共に安保・防衛協力を進めていくことになるマティス長官との間で,個人的な信頼関係を構築するとともに,日米間の様々な課題について幅広く意見交換を行う予定です。