平成21年3月
サービス産業(金融、ITソリューション、総合物流(ロジスティクス)、電気通信、建設、流通等)は、先進国、途上国を問わず世界経済における比重を高めており、我が国においてもGDP(国内総生産)の約7割を占めています。
こうした中、サービスの国際的取引(例:日本企業の海外進出(海外支店を通じた金融サービスの提供等)、外国人による日本でのサービス提供(外国人IT技術者が来日して行うコンピュータープログラムの作成等))に関する障壁を撤廃していくサービス貿易交渉が、WTO(世界貿易機関)や諸外国との間のEPA(経済連携協定)において、貿易交渉における重要な分野の一つとして行われています。
サービス貿易交渉によって、世界各国のサービス関連市場が自由化されれば、我が国企業等の海外進出は、今までよりもさらに容易になることが期待されます。また、サービス貿易交渉を通じて、日本のサービス関連市場が、適正な規制は保持しつつ自由化され、競争が盛んになる結果、我が国消費者にとって、サービスに関する選択の幅が今までよりも広がり、より安価に利用できるようになることが期待されます。
今回のシンポジウムでは、産業界と学界から各分野で御活躍されている第一線の方々をパネリストとしてお招きし、サービス貿易交渉の意義及び効果に関して議論を行って頂きます。その中で、産業界のパネリストからは、海外進出の際の具体的事例(事業活動で直面している障壁や過去の成功事例)をご紹介頂くとともに、サービス貿易交渉が貿易交渉全体の中でどう位置づけられているのか、そして、交渉に対するどのような期待があるのか等について意見交換が行われます。
1.日時:平成21年3月18日(水曜日)16時00分~17時30分
2.場所:外務省国際会議室760号室(中央庁舎7階)
3.プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
15時30分~ | 開場 |
16時00分~ | 開会 パネルディスカッション <パネリスト>(発言順) ・山﨑 信吾 富士通株式会社グローバルビジネス本部長代理 ・松下 勝男 社団法人日本損害保険協会国際部長 ・荒木 一郎 横浜国立大学教授 ・小田 正規 公共政策プラットフォーム(プラトン)理事・事務局長 <モデレーター> ・高岡 正人 外務省経済局参事官 <司会> ・古谷 徳郎 外務省経済局サービス貿易室長 質疑応答 |
17時30分 | 閉会 |
4.入場自由。(別添応募票(PDF・WORD)にて事前連絡をお願いします。外務省中央入口にて受付。運転免許証等ご本人の確認ができるものをご持参ください。)。
5.本件に関する問い合わせ先:外務省経済局国際貿易課サービス貿易室 近(こん)、佐藤
電話:03-5501-8345 / ファックス:03-5501-8343/メールアドレス:chiaki.kon@mofa.go.jp
経済局国際貿易課サービス貿易室 近(こん)行
(ファックス:03-5501-8343 / メールアドレス:chiaki.kon@mofa.go.jp)
*お手数ですが、「サービス貿易交渉が開く新たなビジネス・チャンス~WTO・EPAサービス貿易交渉の意義と効果~」(3月18日(水曜日)16時00分~17時30分)へのご出席を希望される方は、3月17日(火曜日)までに、所定の事項をご記入の上、メール又はFAXにてご返送下さい。
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