外交フォーラム イン 京都
－麻生外務大臣と語る120分－
「日本外交の新機軸」
日時 平成19年3月17日（土曜日）14時～16時
場所 国立京都国際会館 アネックスホール
外相就任以来、日々感じておりますのは、日本の評価が想像以上に高いということです。
平成19年正月明けに訪れたブルガリアにて。
力士の親日的な表情に、またひとつ「日本の存在感」を感じました。
例えば、これは経済規模（GDP）の大きさを表す式。
「おのれの実像を知る」のは、外交の基本です。
同じく、経済規模（GDP）の比較。
外交の基軸は、この三本柱でした。
今回は、新たに思想・心意気・旗印を付け加えました。
即ち「新」機軸！
日本の自画像にはこんな面も。
イラクに供与した給水車に、苦労の末貼られた「翼くん」ステッカー。「キャプテン翼」はイラクでも「キャプテン・マージド」の名前で子ども達に親しまれています。
イラクの子ども達に水と一緒に夢を与えた、日本の大きなソフトパワーです。
では、いよいよ「新機軸」。
この弧の一帯に、民主主義、人権の尊重など、普遍的価値に基づく国が少しでも増えるようお手伝いしたい。
名付けて「自由と繁栄の弧をつくる」！
アジアでは、日本と付き合うのが早かった国から、民主主義などの土壌が出来ていきました。日本と付き合うといいことがあります、という実績。
一緒に走る国を目指したい。
法制度も民主主義・自由の土台に不可欠です。
カンボジアに法律制度を作るお手伝いをしている日本人女性達！
（CLV＝カンボジア、ラオス、ヴェトナム）
海外で、無償でメガネをあつらえる活動をされている、眼鏡屋の会長さんと社員の皆さん。各地で感謝されています。
「うれし涙とともに記憶される日本人でありたい」
そんな精神で「自由と繁栄の弧」づくりに向かってまいります。