演説

西村外務大臣政務官演説

第5回日豪会議レセプションにおける西村外務大臣政務官スピーチ

平成20年11月19日

(写真)


 エディントン共同議長、三村共同議長、ファーガソン資源エネルギー大臣、逢沢日豪友好議連事務局長、ご列席の皆様、

 本日は限られた時間の中で、中身の濃い議論をして頂き、ありがとうございました。特に、両共同議長には、我々が外交当局として将来の日豪関係を考える上で示唆に富む議長声明を作成して頂き、また、ファシリテーターの皆様には、各セッションでの議論をリードして頂き、主催者として感謝申し上げます。

 ご承知のとおり、豪州と日本は、互いに欠かせないパートナーです。日豪は、経済面で、石炭、鉄鉱石、天然ガス、ウランといった資源・エネルギー貿易等を中心に、強い結びつきを維持しています。外交・安全保障面でも、共に米国の同盟国であり、基本的価値観や戦略的利益を共有していることを背景に、両国は急速にその関係を強化しています。また、私の地元の兵庫県は西オーストラリア州と姉妹州であり、選挙区の南淡路市の「イングランドの丘」のコアラは、パース市から頂いたものであるなど、草の根レベルでの交流も進んでいます。本日、麻生総理が、国会日程がある中でこの日豪会議に参加されたのも、こうした日豪関係の重要性を認識されているからだと確信します。

 現在の良好な日豪関係を当然視することなく、皆様が本日の会議で将来の日豪関係のあり方について様々なアイデアやご意見を提示されたことに深い敬意を表したいと思います。私も、外務大臣政務官として、また、西オーストラリア州・関西友好議員連盟の事務局長として、本日皆様から出されたご意見も踏まえ、様々なレベルでの日豪関係の更なる発展に努力していきたいと思います。本日はどうも有り難うございました。

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