外務報道官談話
サウジアラビア南部におけるバーレーン国防軍への攻撃事案について(外務報道官談話)
令和5年9月28日
- 9月25日(現地時間同日)に発生したサウジアラビア南部の国境地域で活動していたバーレーン国防軍への攻撃により、3名が死亡し、複数名が負傷した事案について、日本政府は、犠牲になられた方々及び御遺族に心から哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の早期回復を祈念します。
- 日本政府として本攻撃事案を非難するとともに、これがイエメンにおける現在の事実上の停戦を、恒久的和平の実現につなげるための、政治対話の努力に逆行する惧れがあると懸念します。
- 日本政府は、イエメンにおける平和と安定の実現に向けたイエメン国民間の対話が早期に実施されることを強く期待し、国連及び関係国と連携しながら、必要な支援を提供し、外交努力を払っていきます。
[参考]
9月25日、バーレーン国防軍は、イエメンに活動拠点を置くホーシー派によるサウジアラビア南部の国境地域へのドローン攻撃により、アラブ連合軍の任務に従事していたバーレーン国防軍関係者2名が死亡し、複数名が負傷した旨発表した。同日27日、バーレーン国防軍は、同攻撃により重傷を負っていた関係者1名が死亡し、死亡者数が3名となった旨発表した。