外務報道官談話
ホーシー派によるサウジアラビアへのミサイル攻撃について
(外務報道官談話)
平成30年3月30日
1 3月25日夜(現地時間),サウジアラビア王国政府は,イエメンのホーシー派がリヤドを含むサウジアラビア国内複数箇所を狙って発射した弾道ミサイル7発を撃墜した旨,また同攻撃によって犠牲者が発生した旨発表しました。このようなミサイル発射は民間人の安全を脅かすものであり,これを強く非難します。
2 日本政府は,中東の平和と安定の維持・強化に向け,引き続き関与していく考えです。
[参考]
3月25日午後(現地時間),サウジアラビア軍は,イエメンからサウジアラビアに向けて発射された7発の弾道ミサイルを迎撃したと発表した。3発はリヤド,1発はハーミス・ムシャイト,1発はナジュラーン,2発はジャーザーンに向けて飛翔した由。サウジアラビア側の報道によれば,撃墜されたミサイルの破片が住宅地に落下し,少なくともエジプト人一名が死亡した由。