外務報道官談話
パキスタンにおけるテロ事件について(外務報道官談話)
平成29年6月26日
1 6月23日(現地時間同日),パキスタン連邦直轄部族地域(FATA)クーラム管区のパラチナルで発生した2件のテロ事件によって多くの死傷者が生じたことに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は,亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに,ご遺族に対し哀悼の意を表します。また,負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
2 テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難します。
3 我が国は,パキスタン政府とその国民に対し,強い連帯の意を表するとともに,テロに立ち向かうパキスタン政府の努力を支援していく考えです。
(参考)
6月23日午後5時頃(現時時間),パキスタンFATAクーラム管区の中心都市パラチナル(ペシャワルから西方へ約130キロメートル)の市場において,2件の爆発事件が発生し,現地警察によれば50名が死亡,216名以上が負傷した。 なお,ラシュカレ・ジャングヴィ・アル・アラミが犯行声明を発出した。