外務報道官談話
パキスタンにおけるテロ事件について(外務報道官談話)
平成29年2月17日
1 2月16日(現地時間),パキスタン南部シンド州ダドゥ郡セブンにある聖者廟において発生した自爆テロ事件によって多くの死傷者が生じたことに,強い衝撃と悲しみを覚えます。我が国は,亡くなられた方々及びご遺族に対して哀悼の意を表します。また,負傷された方々の一日も早いご回復を祈念します。
2 テロはいかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難します。
3 我が国は,パキスタン政府とその国民に対し,強い連帯の意を表するとともに,テロに立ち向かうパキスタン政府の努力を支援していく考えです。
(参考)
2月16日19時30分頃(現時時間),パキスタン南部シンド州ダドゥ郡セブン(カラチ市より約190キロ北)のラル・ジャハバーズ・カランダル聖者廟で自爆テロが発生し,17日8時(同)の現地報道によれば女性及び子供を含む76名が死亡,250名が負傷した。現地警察によれば,邦人を含む外国人の被害はない。なお,同日,ISILが犯行声明を出した。