外務報道官談話
ガーナ大統領選挙について(外務報道官談話)
平成28年12月10日
1 我が国は,12月7日にガーナ共和国大統領選挙が平和裡に実施されたことを歓迎し,ナナ・アドゥ・ダンクワ・アクフォ=アドゥ候補(Mr. Nana Addo Dankwa Akufo-Addo)が選出されたことに祝意を表します。
2 我が国は,ガーナが引き続きアフリカにおける民主主義国家のモデルとして良い統治を促進し,経済社会開発を進めること,また,アフリカ,特に西アフリカ地域の平和と安定により一層貢献することを期待します。
(参考)
(1)マハマ大統領の任期満了にともなって行われた今般の大統領選挙では,7名が立候補し,12月7日に投票が実施された。
(2)12月10日(現地時間9日夜),ガーナ選挙管理委員会は,得票率53.85%でアクフォ=アドゥ候補の当選が確定した旨発表。投票率は,68.62%。大統領の任期は4年間。
(3)選挙期間を通じ,全体として大きな混乱は見られず,選挙は平和裡に実施された。今次選挙に際し,我が国からは,在ガーナ日本国大使館員6名が選挙監視に参加し,アクラ市内で活動した。
(4)アクフォ=アドゥ次期大統領は,外務大臣として,2003年(TICADIII)及び2006年(クフォー大統領(当時)訪日同行)に訪日したことがある。