外務報道官談話
イエメンにおけるテロ事件について(外務報道官談話)
平成27年1月8日
1 1月7日,イエメンの首都サヌア市で警察学校を標的としたテロが発生し,多数の死傷者が出ていることに,強い衝撃と憤りを覚えます。我が国は,亡くなられた方及び御遺族に心から哀悼の意を表するとともに,負傷された方の一刻も早い回復を願います。
2 このようなテロ行為は,罪のない人々を標的にする許し難い行為であり,我が国は,これを断固として非難します。我が国はいかなるテロ行為も正当化し得ないことをあらためて強調します。
3 我が国は,イエメン国民が一丸となって現下の困難を乗り越えていくことを期待するとともに,国際社会と協力しつつ,イエメンの安定化に向けた努力を引き続き支援していく考えです。
【参考】イエメン警察学校に対するテロ
1月7日(水曜日)午前7時頃(現地時間),サヌア市内にて,願書提出のため警察学校前に並んでいた学生らに対する自動車爆弾を用いた襲撃が発生。報道によれば,少なくとも45名が死亡,100名以上が負傷した。