外務報道官談話
サウジアラビア・ジッダの石油施設に対する攻撃について
(外務報道官談話)
令和2年11月26日
- 11月23日(現地時間)、サウジアラビア王国政府は、ホーシー派によりジッダ北部の石油施設がテロ攻撃を受け、石油タンクの火災が発生した旨発表しました。
- 中東の平和と安定は国際社会にとり重要です。また、中東地域からの石油の安定供給は、我が国を含む世界経済の繁栄にとって不可欠なものです。日本政府は、このような攻撃を強く非難するとともに、サウジアラビアによる石油の持続可能な供給のための努力を賞賛します。
- 日本政府は、中東の平和と安定の維持・強化に向け、関係国と連携しつつ、引き続き取り組んでいく考えです。
- 11月23日、サウジアラビア王国エネルギー省は、テロリストによる飛翔体(projectile)攻撃により、同国ジッダ北部の石油配送基地で火災が発生した旨発表。
- 同日、ホーシー派は、ジッダにあるサウジアラムコ施設に対してミサイル(「クドゥス2」)1発を発射し、命中させた旨の声明を発出。
- 同日、サウジアラビア主導の連合軍報道官は、当該石油タンク火災は、ホーシー派によるテロ攻撃によるものであると判明した旨発表。