談話

ウクライナにおける反政府派と警察との衝突について(外務報道官談話)

平成26年2月21日

英語版 (English)

1 2月20日,ウクライナのキエフ市内において,反政府派とウクライナ警察との大規模な衝突が発生し,銃の使用によるものも含め,衝突により多くの死亡者が出ました。我が国は,このことを深く憂慮します。

2 我が国としては,全ての当事者に対し,直ちに暴力を停止すると共に,最大限の自制と責任ある行動を取り,全ての政治勢力が包含される対話を通じて事態を早期に沈静化させることを強く求めます。

(参考1)ウクライナにおける大規模反政府集会について

(1) 昨年11月21日以降,ウクライナ政府がEUとの連合協定への署名を延期したことに反発し,首都キエフにおいて独立広場を中心に大規模反対集会が継続している。
(2) 2月18日,反政府側が,デモ活動のために最高会議の建物に向かって進もうとしたところで警察と衝突,その後,大規模な衝突に発展。警察側も,反政府側が構築したバリケードを突破し独立広場に迫っている。報道によれば反政府側に13名,ウクライナ内務省発表によれば警察側に6名の死者が生じている。負傷者については数百名単位で生じている模様。
(3) 2月20日,反政府側は,18日に警察部隊により奪還された箇所へ徐々に進攻し再占拠。警察部隊は,退却の際に,催涙・閃光弾,放水及び狙撃銃で応戦。ザハルチェンコ内務相代行は,反政府派の過激派が銃を使用したため,無防備な警察部隊を危険から脱するために銃で反撃したと発言。銃の使用により死傷者多数。ウクライナ保健省は18日からの死者数は少なくとも75名と発表。

(参考2)邦人への影響等

(1)現地時間20日現在,邦人被害の情報には接していない。
(2)邦人に対する注意喚起として,現地大使館より在留邦人に対し,従来より累次情報提供・注意喚起を行っているところ,18日,改めて情報提供・注意喚起を行った。
(3)19日,首都キエフに対し,「十分注意してください」の危険情報を発出。
(4)19日,坂田駐ウクライナ大使から,ウクライナ外務省に対し,邦人の安全確保及び事態の早期沈静化について申し入れを行った。また,21日,丸山外務省欧州局長代行から在京ウクライナ大使に対しても申し入れを実施。

(参考3)

 日本大使館周辺でも衝突が発生しており,同大使館前にもバリケードが設置され,大使館員が大使館の建物に近づけない状況であり,大使館員は,現在,市内の仮事務所にて勤務。

(参考4)仮事務所の連絡先

・住所
 ホテル「Premier Palace」内(2階)
 5-7/29 T.Shevchenka Blvd/Pushkinska Str., Kiev 01004, Ukraine

・電話
 在ウクライナ日本国大使館仮事務所
 +380-44-244-1340(代表)
 (平日:09:00-18:00(現地時間))(日本との時差:-7時間)

・FAX
 +380-44-244-1338

・閉館時の電話連絡先
 080-050-1457(ウクライナ国内からのみ)

・国外からの緊急連絡先
 +380-953-784-991


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