談話・コメント

外務大臣談話

韓国政府の竹島問題を国際司法裁判所に合意付託する等の我が国提案への拒否について

平成24年8月30日

  1. 8月21日(火曜日)に我が国政府が行った竹島問題を国際司法裁判所に合意付託すること、及び、日韓紛争解決交換公文に基づく調停を行うことについての提案に対し、本30日(木曜日)、韓国政府より、応じない旨口上書で我が国政府に対して回答がありました。
  2. 我が国政府は、竹島問題について、法にのっとり、冷静かつ平和的に紛争を解決するためには、国際司法裁判所への合意付託等を行うことが適切であると考え、国際連合の重要な加盟国として、「グローバル・コリア」を標榜してきている韓国政府であれば、我が国政府の提案を受け入れ、堂々と国際司法裁判所で自国の主張を述べるものと期待してきました。しかるに、竹島問題を解決するための具体的な対案も示していない今回の韓国側の回答には極めて失望しています。
  3. 我が国政府としては、引き続き、竹島問題について法にのっとり、冷静かつ平和的に紛争を解決するため、国際司法裁判所への我が国単独での付託を含め、適切な手段を講じていく考えです。

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