談話・コメント

岡田外務大臣談話

ボコバ次期ユネスコ事務局長の任命について

平成21年10月16日

  1. 第35回ユネスコ総会において、イリーナ・ボコバ・ブルガリア・ユネスコ代表部大使が、次期ユネスコ事務局長に正式に任命されたことを歓迎します。
  2. 松浦現事務局長が取り組んできた諸改革は、国際社会から高く評価されており、我が国は、ボコバ新事務局長の下でも、これらの取り組みが継続され発展することを期待します。

【参考】

  1. ユネスコ次期事務局長選挙

    (1)9月22日、ユネスコ執行委員会において次期事務局長選挙(第5回投票)が行われ、イリーナ・ボコバ(Ms. Irina Bokova)ブルガリア・ユネスコ代表部大使が有効票数の過半数を得て次期事務局長に指名 (nominate)されたことを受け、10月15日、第35回ユネスコ総会において全加盟国による投票(秘密投票)が行われ、ボコバ大使が新事務局長に正式に任命(appoint)された。

    (2)ボコバ大使は11月15日にユネスコ事務局長に就任する予定(松浦現事務局長の退任予定日は11月14日)。

    (3)松浦現事務局長は、1999年に初のアジア出身者及び邦人としてユネスコの事務局長に就任し、そのユネスコ諸改革等への取り組みは国際社会から高い評価を受けている。

  2. ボコバ次期ユネスコ事務局長のプロフィール
     1952年6月生まれ(56歳)。モスクワ国際関係国立研究所(MBA取得)、メリーランド大学等。1977年ブルガリア外務省入省、本省及び国連代表部勤務等を経て、1995年から欧州統合担当長官(その間、国際機関担当第一副外務大臣、ブルガリア-EU関係チーフ調整官等を務める)、1996年11月から翌年2月まで外務大臣、2001年6月から国会議員(外交防衛委員会副議長)を務め、2005年6月から、ブルガリア・ユネスコ代表部兼駐仏・モナコ大使。
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