中曽根外務大臣談話
在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定の締結の国会の承認について
平成21年5月13日
- 本13日(水曜日)、在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定の締結について、国会の承認が得られました。
- 本協定は在日米軍再編の中核となる事業に関するものであり、政府として、その成立につき努力してまいりました。本協定は、抑止力を維持しつつ、地元沖縄の負担を軽減するために大きな意義を有しており、本協定の締結につき国会の承認が得られたことを大変喜ばしく思います。また、本協定は、日米両政府が在日米軍再編の着実な実施を通じ、日米安保体制を一層強化していくことへのコミットメントを明確に示すものにほかなりません。
- 政府としては、今後とも、2006年5月の「再編の実施のための日米ロードマップ」に基づき、地元と誠意をもって協議しつつ、地元沖縄の負担の軽減に資する在沖縄海兵隊のグアム移転を含む在日米軍再編を着実に実施していく考えです。