談話・コメント

中曽根外務大臣談話

最近のガザ情勢について

平成21年1月19日
  1. 我が国は、イスラエルによる停戦表明に続き、ハマス等パレスチナ武装勢力側も停戦を表明したことを歓迎します。これは、民間人の更なる犠牲者の発生を防ぐ上で必要なステップです。
  2. 我が国は、今般のガザ地区を巡る一連の事態の中で亡くなられた方々の御遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷した方々に心からお見舞い申し上げます。
  3. 我が国は、双方がこの停戦を継続するため最大限自制することを要請します。また、エジプトによる仲介努力等関係者の協力により、永続的な停戦が一刻も早く実現することを強く希望します。更に、オルメルト・イスラエル首相によるイスラエル軍のガザ地区からの撤退意図表明を受け、関係者が早期撤退の実現、通行所の開放を含む人道状況改善に積極的に取り組むことを期待します。
  4. 我が国は、引き続き情勢の安定化に向け、イスラエル及びパレスチナ自治政府と緊密に連携しつつ、関係者への働きかけやガザ地区の人道・復興支援等に積極的に取り組んでいくとともに、中東和平プロセスの進展を最大限支援していく考えです。
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